【英語の基礎の基礎】形容詞?副詞?一番最初に理解するべきなのは品詞
こんにちは。
今職場で英語を使って仕事をすることがあり、文法書を読んで英語を一から勉強しています。
学習してきた中で気づいたこと。
それは、「品詞」を理解しているかしないかで英語の文法の理解が全然違うことです。
初学者は第1文型はSV(主語+動詞)、第2文型はSVC(主語+動詞+形容詞)といった文型をまず学ぶことになるのですが…あまり頭に入ってこない。
それは品詞をちゃんと理解できていなかったからです。
特に、名詞、形容詞、動詞、副詞。
他にも冠詞とか、代名詞とかいろいろあるのですが、
まずは4つを完璧に理解すれば、文型やそれ以降の文法知識を理解する大きな助けになります。
1つ1つ見ていきましょう。
名詞と動詞
名詞
名詞は多くの方が理解できていると思います。
主語や目的語に使われる品詞で、人や物を表すものです。
例えば、私たちが住んでいる地球(earth)も名詞ですし、日本(Japan)、東京(Tokyo)、海(sea、ocean)、など様々なものがあります。
品詞を理解する上での名詞の説明はこのくらいにしておきます。
動詞
続いては動詞です。
日本語で言う「述語」と近いものがありますが、動詞はもっと限定的ですね。
例えば、「地球は青い」の「青い」が述語に当たるのですが、これを英文で表すと、
Earth is blue.
となります。
動詞は「is」の部分で、「青い=blue」ですがblueは動詞ではなく形容詞です。
なので、述語=動詞という理解は不適切です。
代表的な動詞は、
run(走る)、study(勉強する)、become(~になる)、control(制御する)
などがあります。
「動作、状態の変化を表現する品詞」といったところでしょうか。
正直な話、名詞と動詞は多くの方が理解できているのではないかと思います。
形容詞と副詞
形容詞
英語の勉強が苦手な人が理解していないのが、この形容詞と副詞です。
私も少し前までこの違いをうまく理解できていなかったのですが、初心に帰って形容詞と副詞を明確に理解してから、格段に英文法の理解がしやすくなりました。
まずは、形容詞についてですが、形容詞の本質は、「名詞に情報を付け足すための品詞」です。
よく、名詞を修飾するとか言いますね。
例えば、blue sky(青い空)のblue(青い)の部分は、sky(空)に「色」という情報を付け足しています。
他にも、cool guy(かっこいい男性)のcoolはguyについて情報を付け足しています。
このように、名詞にくっついて詳しい情報を付け足しているものが、形容詞です。
副詞
さあ、続いては副詞です。
副詞は、「名詞以外について情報を付け足している品詞」です。
例えば、
I can run fast.(私は速く走ることができる。)
という文があったとき、
「fast」は「run」の情報を付け足しています。
「走る」という動作(動詞)に対して説明を加えて「速く」という情報を付け足していますね。
まとめ
今回は名詞・動詞・形容詞・副詞の4つの品詞について説明しました。
名詞は人や物を表す品詞
動詞は状態の変化や動作を表す品詞
形容詞は名詞にくっついて説明を加える品詞
副詞は名詞以外にくっついて説明を加える品詞
他にも代名詞、冠詞、助動詞などの品詞がありますが、まずは今回取り上げた4つの品詞を理解することが重要だと思います。
特に形容詞と副詞は不定詞の学習する際、「形容詞的用法」「副詞的用法」などが出てきたときなど、学習がスムーズに進むように早くマスターしておきましょう。
今現在進行形で英語の勉強をしているので、その知識をアウトプットするためにも、引き続き英語のネタは投稿していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。